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インタビュー

2016年の人気ファンドは? トランプ相場でどう変わった? 最近のファンド動向を踏まえて、個人投資家が今考えるべきこととは

モーニングスター プロダクト開発本部ファンド分析部マネージャー 坂本浩明さんに聞く

■リートなどに投資する高利回りの毎月分配型が人気だった2016年

 2016年は、相場の変動が厳しい1年でした。そんな中、どんなファンドが人気を集めたのか、高いリターンを上げられたのはどのようなカテゴリーのファンドだったのか。この1年のファンドの動向と、直近で見られた変化についてお話したいと思います。

モーニングスター プロダクト開発本部ファンド分析部 マネージャー 坂本 浩明氏

 最初に、2016年の純資金流入額上位10本のファンドを見ていきましょう。傾向を一言でまとめると、海外リート(不動産投資信託)の人気が高かったと言えます。1位の「フィデリティ・USリート・ファンドB(為替ヘッジなし)」の純資金流入額7189億円をはじめとして、10本中7本が海外リートのファンドでした。

 この背景には、2016年1月の日銀のマイナス金利導入決定があります。マイナス金利導入で利回りを得ることが難しくなる中、少しでも利回りの高いファンドに投資したいというニーズが高まってきたと言ってよいでしょう。また、3位の高配当株ファンドも、海外の高い利回りを狙うという点ではリートと共通しています。 

 そして、上位10本のうち、グローバルAIファンドを除く実に9本が毎月分配型というのも、大きな傾向として見て取れます。2014年にNISA(少額投資非課税制度)がスタートして、長期投資で分配頻度の低いファンドにシフトしていくといったことが言われましたが、現状はやはり高齢の方を中心に、年金代わりになる毎月分配型ファンドのニーズが高いということです。

■2017年1月に、大型リートファンドへの資金流入が減少した理由

 一方、2017年1月の純資金流入額のトップ10を見ると、状況は大きく変わっています。2016年の1年間では7本もあった海外リートのファンドが、ランキング上位からすべて姿を消してしまいました。理由のひとつは、昨年の後半から、毎月分配型の大型リートファンドで分配金の引き下げが立て続けに起こったことです。分配金の引き下げが嫌気されて、資金が流出しました。背景には、金融庁が過度の分配金支払いを問題視していることの影響もあると考えられます。

 また、もうひとつの理由としては、トランプ相場以降、米国の金利が上昇してきたことが挙げられます。金利上昇によりグローバルリートの利回り面での魅力が相対的に低下して、資金流出につながったと言えるでしょう。

 とは言え、毎月分配型ファンドが10本のうち8本を占めていて、高リスクの毎月分配型が資金を集めているという状況は変わってはいません。金融庁の方針もあり、過度な分配金を出すファンドは減っていくかもしれませんが、毎月分配型の人気はこれからも続いていくと考えています。年1回決算のファンドに、いきなり資金がどんどん入っていくという状況にはならないと考えます。

 さて、リスクの高いファンドが人気を集める中で注目したいのが、2016年の純資金流入額で6位、1月も2位に入った「円資産バランスファンド(毎月決算型)」です。名前のとおり、国内の株と債券、リートにだけ投資するファンドで、毎月決算型ではありますがリスクとしては低い部類に入ります。

 市場動向に応じて日本株とリートの比率を調整しますが、シンプルでわかりやすい点が評価されました。パフォーマンスもよく、モーニングスターのレーティングでは星5つとなっています。2016年の相場にはマッチした商品で、また2017年も年初から円高が進んだため、為替の影響を受けないところが好まれたと思われます。

 投資家の関心は相場状況に合わせて変わるため、こうした低リスクのファンドが常に評価されるとは限りません。積極的にリスクを取っていこうという局面では、バランス型でも海外資産に投資するようなものが選ばれる傾向にあります。しかし、相場が荒れた昨年のような状況では、分散投資の重要性が意識され、その中でこのファンドに資金が流入したと考えます。

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