head-line
ネットで投信を買う! ネット証券4社共同プログラム~資産倍増プロジェクト~

ネット証券専用ファンドシリーズ

すべて購入時手数料無料!1000円から購入可能

» 一覧はこちら

動画レポートはこちら

インタビュー

2016年の人気ファンドは? トランプ相場でどう変わった? 最近のファンド動向を踏まえて、個人投資家が今考えるべきこととは

モーニングスター プロダクト開発本部ファンド分析部マネージャー 坂本浩明さんに聞く

■不透明な中で重要になってくるのは「コスト」と「分散投資」

 ここまで純資金流入額とリターンから、ファンドの状況を振り返ってきましたが、総括すると非常に難しい相場だったと思います。2016年1月には、日銀が(導入はないと見られていたにも関わらず)マイナス金利の導入を決定。6月のブレグジット(EUからの英国離脱問題)も11月の米国大統領選も、大方の事前予想を裏切る結果となりました。

 さらに、トランプ大統領の誕生で相場は下がると言われていましたが、実際にはトランプ相場で株価は大きく上昇。このようにサプライズの連続で、プロでも当てるのは難しい1年だったと言えるでしょう。

 2017年も引き続き難しい相場が予想されます。では、その中で個人投資家はどのように投資信託と付き合っていけばよいのでしょうか。最もよくないのは、直近のリターンを参考に好調なファンドを買ってしまうことです。逆張り指標とまでは言いませんが、一旦上昇したものがその後、逆の動きをすることはよくあることです。たとえば、今回のデータを見てそのまま買うようなことは避けてください。

 私は、まずベーシックなところに立ち戻ることが重要ではないかと考えます。そのひとつはコストを考えること。具体的には信託報酬ですが、一昨年あたりから信託報酬の低いインデックスファンドが次々と登場しています。さらに、既存のインデックスファンドでも信託報酬を引き下げる動きが出ています。

 長期で運用すればするほど、信託報酬はファンドのパフォーマンスに影響を及ぼします。よく言われることですが、リターンは事前に予想できませんが、コストはあらかじめわかっています。コストを下げることで、確実にその分はパフォーマンスにプラスに働きます。

 また最近は、インデックス型だけでなく、アクティブファンドについてもコストを見直す動きがあり、たとえばピクテ投信では低コストにこだわったアクティブファンド、iTrustシリーズを出しています。もちろん、いきなり低コストのアクティブファンドが、世の中の主流になるようなことはないと考えますが、個人投資家の選択肢のひとつとして低コストのファンドが増えてくるというのは魅力的と言えるでしょう。

 ということで、ご自身がお持ちのファンドのコストを確認して、コストの水準を引き下げるような行動が可能かどうか検討していくことをお勧めします。

 もうひとつ見ていただきたいいのは、ご自身のポートフォリオが本当に分散投資できているのかということです。「分散できている」という方の中には、ハイ・イールドやリートなど実は高リスク資産ばかり持っている方が意外に多くいらっしゃいます。いくら分散しているつもりでも、高リスク資産に偏っていては相関が高くなるため、下がるときには全部下がってしまいます。同様に、保有しているファンドが「為替ヘッジなし」ばかりだと、為替の影響をフルで受けてしまいます。分散投資は「値動きの異なる資産同士を組み合わせる」のが大原則。値動きの違いを意識して、ご自身の資産を一度見直すことが大切です。

 その次の段階として、具体的にファンドを探そうということであれば、モーニングスターの投信検索機能も活用していただければと思います。カテゴリーやコスト、パフォーマンス、決算頻度などさまざまな項目でファンドを絞り込むことができますが、総合評価として使えるのが「レーティング」です。レーティングの高いファンドを絞り込んでいただくと同時に、できるだけ長期の運用実績があるファンドを選ぶのがよいと考えます。

モーニングスターのサイト内にある投信検索ページ。レーティングは、リターンとリスクの差から算出した数値をカテゴリー内のファンド群の中で相対的に評価したもの。上位10%以内が★5つ。 ※クリックするとモーニングスターの上記ページが開きます。
拡大画像表示

 運用実績の長いファンドのよい点は、さまざまな局面を経験しているということです。たとえば2008年のリーマンショック時や2012年末からのアベノミクスなどで、どのようなパフォーマンスを上げていたのかを見ることができます。モーニングスターのサイトでは、年ごとのカテゴリー平均に対して、そのファンドが勝ったか負けたかという情報も見ることが可能です。そうした情報から、下げ相場を乗り切って、上昇相場に転じたときにしっかりリターンを取っていけるファンドを選んでいただければと思います。

(取材・文/肥後紀子、撮影/柴田潔)

バックナンバー
ネット投信入門講座
なぜ?投信はネット証券で買うのがおススメなの?
  • 低コスト
  • ファンドの種類
  • 1000円から積立
  • ネットならではの機能

詳しくはこちら

資産倍増プロジェクト
なぜ賢い投資家は「ネット証券」で投信を買うのか