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レポート

「新興国中小型株ファンド」 改良にも取り組んだ2つの運用戦略で、リスクを抑えつつ新興国中小型株の高い成長を狙う

~「資産倍増プロジェクト」発のファンドの現状をレポート【2】~

■運用戦略の「改良」で、より積極的なリターン獲得が可能に

「ブラッシュアップの内容の前に、2017年6月~2018年5月末までのファンドの運用で2つの戦略がどのように機能したのかをお話したいと思います。この期間では、簡単に言うと『低ボラティリティ運用戦略』は不調で、一方の『マルチファクターモデル』は好調に機能しました。ただ、低ボラ戦略のほうも、参考指標のリターンには劣後しましたが、不調と言ってもマイナスに陥ったわけではありません」

 すでに述べたとおり、直近1年の新興国中小型株のマーケットは概ね上昇基調で、リスクを取りに行く環境だった。そのため、低ボラティリティ運用戦略が効きにくかったのだ。「その分を、マルチファクターモデルが補ったということです。ただ、ファンド設定から7年が経ち、そうした低ボラティリティ運用戦略の『弱点』を少し『改良』しようということになりました。経済成長が本格化しリスクオンの流れが続いている中で、ファンドの使命として個人のお客様にリターンを提供しなければいけないというのも、検討に至った理由です」。

 長期間かけて慎重に検討や検証を行なった上で、具体的には次の3点についてブラッシュアップを実施したという。

「1つめは、低ボラティリティ運用戦略では低ベータ化、つまり市場に対しての追随が低くなりがちです。そうした付随効果を抑制し、より純度の高い低ボラ効果を追求するようにしました。2つめも低ボラティリティ運用戦略に関わるものですが、低ボラ戦略ではシクリカル(景気循環)銘柄よりディフェンシブ銘柄にウェイトが傾きがちです。そうした業種の偏りを一定程度抑制することで、中期的により安定したリターンを獲得しやすいような修正を施しました。テクノロジー関連や自動車、小売りなど、現状のような景気のいいときに大きく上昇するシクリカル銘柄のウェイトがより重視されることを期待しています。

 さらに、3つめの「改良」点としては、低ボラティリティ運用戦略とマルチファクターモデルの間の調整があります。これまでは、マルチファクターモデルで高く評価されて選ばれた銘柄が、ボラティリティが高いため最終的に組み入れられないということがありました。しかし、マルチファクターのスコアが非常に高くボラティリティが中間程度のものについては、ある程度組み入れを許容するように変更しました」

 もちろん、基本の運用の仕組みは変わらないというが、こうした戦略の「改良」により、今後は従来通りリスクを抑えつつ、これまで以上に積極的にリターンを獲得していくことが期待できそうだ。

■先進国と比べて割高感もなく、今後も新興国中小型は期待できる

 今後の新興国市場の動向については、どのように見ているだろうか。菊地ファンドマネジャーは、先進国と比べた場合の新興国の利益成長率と株価のバリュエーションに注目する。

「今後1年間の利益成長率は、先進国の平均が20%前後なのに対して、新興国の平均は約35%と非常に高い成長率が想定されています。一方で、PER(株価収益率)で見ると先進国が約17倍、新興国は約13倍で、新興国のほうが割安です。利益成長率とPERのどちらで見ても、新興国市場の魅力度が高いのは明らかです」

 ただ、足元ではブラジル、トルコ、メキシコといった一部新興国の通貨が大きく値下がりしていて、これを不安材料と見る人もいるという。しかし、「下落は、トルコはエルドアン大統領への権力の集中、メキシコはトランプ政権との関係悪化など、それぞれ個別要因によるもので、これが新興国全体の大幅安につながるという見方は正しくないと考えます。また、新興国市場の中小型株ということでは、前述の3カ国の組み入れ比率は数パーセント程度で、こちらも大きな影響はないでしょう」と菊地ファンドマネジャーは指摘する。

「新興国が抱える問題として、経常赤字とインフレ率の高さがよく取り上げられます。もちろん、国によって玉石混淆ではありますが、最近は多くの新興国で経常赤字もインフレも問題のない水準に落ち着いてきています。とは言え、今後米国の金利が上昇していくときには、一時的に新興国の通貨が売られやすくなり、それに伴い新興国市場の株価が下がることは十分あり得るでしょう。そうした一時的な下落は、むしろ長期で見れば新興国に投資するよい機会と言えるのではないでしょうか」

 新興国の中小型株こそ、成長を株式のリターンという形で実現させるのに最も適した市場だという位置づけは、ますます強まっていると菊地ファンドマネジャー。「成長期待はあるものの不安定に見られがちなカテゴリーですが、『新興国中小型株ファンド』ならリスクを抑えた運用が可能です。そして、今回ご説明したとおり、運用戦略をブラッシュアップした結果、上昇相場にもよりしっかり対応できるようになったと思います。このファンドのよさを知っていただき、ぜひご検討いただけたらうれしいですね」

 最後に、コストについて確認しておきたい。新興国中小型株ファンドの購入手数料はノーロード(無手数料)で、信託報酬が年2.052%(税抜1.90%)、解約時の信託財産留保額は0.3%となっている。ファンドの詳細については、こちらのページでも確認可能で、さらに運用報告会では運用状況を動画で解説している。こちらも参照して欲しい。

(取材・文/肥後紀子、撮影/柴田潔)

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